当館は、染色家・芹沢銈介の作品と収集品を展示・収蔵する美術館です


こちらでは、企画展の内容をご覧いただけます。  

開催中の企画展 




芹沢銈介の収集 日本篇

2025年1月4日(土)~3月16日(日)


<休館日>毎週月曜日(1/13、2/24は開館)、1/14、2/12、
2/25


 芹沢銈介は、世界の工芸品を集めた収集家としても広く知られています。芹沢の本格的な収集は、24歳の時にはじめた小絵馬収集が最初でした。経済的に余裕が出て来た昭和30年代以降になると、驚くような勢いで日々収集を続け、その数は戦後集めたもので6000点に及びました。芹沢の収集の特徴は、徹底して自分が好きだと思うもの、よいと思うものだけを集めたことで、そのことにより、収集全体が芹沢の「もうひとつの創造」へと昇華しています。この展覧会では、当館が所蔵する約4500点の収集品の中から、日本の品々約200点をご紹介します。
 展示室の前半には、芹沢銈介の代表作約50点もあわせて展示します。
  
リーフレットはこちら(PDF)





紋入五月幟(島根県出雲市 明治時代)








蟹文石皿(愛知県瀬戸市)







種字曼荼羅(鎌倉時代)





.小絵馬 「宝尽し」(三重県伊勢市)




竹に海老文筒描裂



阿弥陀如来立像(江戸時代)




霞に梅枝垂桜燕雀流水に蛇籠葵菖蒲文紅型着物(沖縄県)




相良土人形 「玉ころがし」(山形県米沢市)




宝尽し文筒描夜着
  

次回の企画展 




四季を染める
芹沢銈介の春夏秋冬


2025年4月1日(火)~6月15日(日)


<休館日>毎週月曜日(5/5は開館)、4/30、5/7


 染色家・芹沢銈介の作品には、四季を主題にしたものが数多く含まれています。それぞれの季節を表現したもの(「苗代川春景」など)、一つの作品に四季の模様を凝縮したもの(「四季文づくし四曲屏風」)、文字と模様で1年を象徴的に表現したもの(「布文字春夏秋冬二曲屏風」など)があり、いずれも芹沢の代表作として知られています。また、型染のうちわ、グリーティングカードなど、季節感あふれる日用の品々も多数手がけています。

 「今の時期はタチアオイがあの辺に咲いているとか、向日葵はどうなったとかですね、大体覚えていたんです」、「庭には紅梅、桜、山吹、牡丹、沈丁花、栗など、実に日本の模様の美を季節毎に見せてくれました」と晩年に回想する芹沢。日頃から四季の風物を観察し、親しんでいた様子が伝わります。世界の様々な地域の文化や芸術に目を向けていた芹沢ですが、生涯にわたって愛し、作品にし続けたのは、美しい日本の四季の模様でした。

 日本の美しさと、日々の暮らしの喜びを「春夏秋冬」で表現した芹沢銈介。この展覧会では四季をテーマに、代表作60点をご覧いただきます。



 後半の展示室3室には、芹沢銈介が集めた世界の家具と陶磁器50点を展示します。アジア、ヨーロッパ、アフリカなどから、芹沢の目を通して集められた個性あふれる品々をお楽しみください。
  
リーフレットはこちら(PDF)





「草花文着物」(部分/1959)







「津村小庵文着物」(部分/1967)






飾り扇、うちわ、絵皿







グリーティングカード、年賀状



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静岡市立芹沢銈介美術館

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