当館は、染色家・芹沢銈介の作品と収集品を展示・収蔵する美術館です


こちらでは、企画展の内容をご覧いただけます。
 

開催中の企画展 



暮らしに型染を 芹沢染紙研究所の挑戦
2026年7月1日(水)~9月23日(水・祝)


<休館日>毎週月曜日(7/20、9/21は開館)、7/21、8/12


 芹沢銈介は、1927(昭和2)年、柳宗悦が著した「工藝の道」を読んで強い感動を受け、柳が主唱した民藝運動の主要なメンバーの1人として活動するようになります。柳が理想としたのは、優れた工芸品を工房で量産して、一般に安価に提供し、人々の日常生活を美しいもので満たすことでした。1955(昭和30)年、芹沢が自邸内に立ち上げた「芹沢染紙研究所」は、柳の理想に型染で挑戦したものといえます。カレンダー、グリーティングカード、うちわ、扇子、包装紙など、全く新しい型染の用途を開拓して工房で量産し、国内外へ広く提供し続けました。
 本展覧会では、昨年度新たに寄贈された作品を含め、300点の作品を展示し、約30年の長きに渡って続けられた芹沢染紙研究所の仕事を振り返ります。 
リーフレットはこちら(PDF/2.7MB)


 

1955(昭和30)年9月、1957(昭和32)年7月型染カレンダー



型染うちわ用染紙「貝文」







型染プレースマット「手仕事文」








型染扇子「松竹文」





型染包装紙「竹波文」(部分)






型染年賀状「壷に賀正 松竹梅文」、「富士に鶴文」






型染アルバム「幾何文」

次回開催予定の企画展 



開館45周年記念展

街角に息づく芹沢デザイン

2026年10月10日(土)~12月13日(日)


<休館日>毎週月曜日(10/12、11/23は開館)、10/13、11/4、11/24


 若き日には画家を目指していた芹沢銈介ですが、東京高等工業学校(現:東京科学大学)工業図案科に進学してデザインを学び、卒業後は、静岡県立工業試験場や大阪府立商品陳列所に勤めるかたわら、デザイナーとして活動しました。芹沢のデザイン活動は、30代になって型染を手がけたことで厚みを増し、その個性に磨きがかかっていったといえます。日本を代表する著名な作家たちのブックデザイン。民藝館や民藝店のロゴ。飲食店や料亭の看板からメニューに至るまでのデザイン。茶・漬物・菓子・酒などのラベルや包装紙。椅子や照明を含む美術館建築、緞帳、ステンドグラスまで手掛けるなど、芹沢のデザイン活動は最晩年まで続き、多くの人に親しまれました。
 本展覧会では、現在も全国にその足跡をとどめ、愛され続ける芹沢デザインの世界を、300点の資料を通じてご覧いただきます。 





「日本民藝館」門標
(所蔵・写真提供:日本民藝館)






「じゅん」メニュー表紙






酒悦「福神漬」包装紙(部分)







ステンドグラス「石井十次像」
(所蔵:石井十次資料館)





JALマッチラベル






「すずや・寿」の字のれん
(所蔵:株式会社すずや)





「アサヒビール アサヒゴールド 三ツ矢サイダー」包装紙 試作
(所蔵・写真提供:東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館)






鉄製椅子


大阪フェスティバルホール緞帳「船渡御」下染
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バナースペース

静岡市立芹沢銈介美術館

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