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令和6年度 静岡市立芹沢銈介美術館 展覧会予定2024年度、静岡市立芹沢銈介美術館では4回の展覧会を開催します。芹沢銈介は、豊かな色彩感覚と模様に対する天与の才能を生かし、非常に多くの作品を残しました。その多彩で幅広い仕事をテーマごとに焦点を絞ってご紹介します。また、芹沢が自らの目を通して集めた収集品もあわせて展示いたします。さまざまな角度から、偉大な芸術家・芹沢銈介の世界をご堪能ください。
染色家の絵心 芹沢銈介の肉筆画 2024年4月2日(火)~6月16日(日) <休館日>毎週月曜日(4/29、5/6は開館)、4/30、5/7 |
ガラス絵「布と椅子」(1977) |
少年のころから絵を得意とし画家を夢見ていた芹沢は、晩年になると「ガラス絵」や「板絵」などの絵画作品も積極的に制作しました。また作品のアイデアを即興的に描いた絵を貼りこんだ「手控帖」は、画家バルテュスが「芹沢は魔法の手を持っている」と絶賛したほどでした。この展覧会では、ガラス絵、板絵、手控帖など芹沢の絵画作品約40点をご紹介します。
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日々を染める 型染カレンダーの仕事 2024年7月2日(火)~9月23日(月・祝) <休館日>毎週月曜日(7/15、8/12、9/16、9/23は開館)、 7/16、8/13、9/17 |
「昭和31年7月 型染カレンダー」(1955) |
戦争直後の1945(昭和20)年、空襲で焼け出された芹沢は、寄寓先の日本民藝館で和紙に型染をした「型染カレンダー」の制作を始めました。1946(昭和21)年のカレンダーは100部ほどでしたが、人気が高まると国内外に1万セットを頒布するほどになりました。芹沢は、型染カレンダーにあふれんばかりの模様とアイデアを盛り込みました。芹沢の没後も、復刻版として今年のカレンダーまで、79年間も途切れることなく制作されています。その歩みと魅力を、約20年分240点のカレンダーを通して振り返ります。 |
芹沢銈介 没後40年記念展 型染 色と模様の翼 2024年10月6日(日)~12月8日(日) <休館日>毎週月曜日(10/14、11/4は開館)、10/15、11/5 |
「四季曼荼羅図二曲屏風」(1971) |
芹沢は34歳で染色家としてデビューした翌年から型染を中軸に据えて制作活動に打ち込み、豊かな作品世界を残しました。「型染」を新たな芸術のジャンルとして確立して世界的にも評価される一方、量産を前提とした型染の特性を活かし、暮らしの中にも型染の魅力を広げていきました。 |
芹沢銈介の収集 日本篇 2025年1月4日(土)~3月16日(日) <休館日>毎週月曜日(1/13、2/24は開館)、1/14,2/12、2/25 |
芹沢銈介収集品 「波に鶴文夜着」 |
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