当館は、染色家・芹沢銈介の作品と収集品を展示・収蔵する美術館です


年間スケジュール

令和4年度 静岡市立芹沢銈介美術館 展覧会
 2022年度、静岡市立芹沢銈介美術館では4回の展覧会を開催します。芹沢銈介は、豊かな色彩感覚と模様に対する天与の才能を生かし、非常に多くの作品を残しました。その多彩で幅広い仕事をテーマごとに焦点を絞ってご紹介します。また、芹沢が自らの目を通して集めた収集品もあわせて展示いたします。さまざまな角度から、偉大な芸術家・芹沢銈介の世界をご堪能ください。

※展示内容、展示作品につきましては、都合により変更する場合があります。ご了承ください。
※会期中のイベント等につきましては、美術館ホームページで随時お知らせいたします。

>>令和4年度年間展示スケジュールパンフレットはこちら

屏風と染絵額
2022年4月5日(火)~6月19日(日)
<休館日>毎週月曜日、5/6





「棚の上の静物四曲屏風」(1968年頃)



 型染という伝統的な染色技法を使って絵画表現を追求し、海外でも高く評価された芹沢銈介。この展覧会では「屏風」と「染絵額」という、芹沢が手がけた「染絵(そめえ)」の世界を特集。屏風10点、染絵額25点を一挙公開します。

 後半の展示室3室には、芹沢が集めた“絵”を特集します。染色、木工、書籍、陶磁器など、世界各地の様々な工芸品に現れた絵画表現をお楽しみください。


■2022年6月20日(月)~7月4日(月)まで展示替のため休館いたします。
(全館休館)


芹沢銈介の文字
2022年7月5日(火)~9月23日(金・祝)
<休館日>毎週月曜日(7/18、9/19は開館)、
7/19、8/12、9/20




「木の字」(1971年)


 芹沢銈介の仕事の中でも人気のある、文字表現に焦点を当てた展覧会です。若き日から書を得意とした芹沢は、早くから作品に文字をとり入れ、のれん、帯地、着物、屏風、染絵額、型染うちわ、包装紙、ブックデザインなどを手がけ、また書作品も多数残しています。本展では、芹沢の多彩な仕事のジャンルから文字作品100点をとり上げてご紹介します。

  後半の展示室3室には、芹沢が集めた世界の収集品の中から「朝鮮民画」を特集します。

■2022年9月24日(土)~10月7日(金)まで展示替のため休館いたします。
(全館休館)


芹沢銈介と沖縄
2022年10月8日(土)~12月11日(日)
<休館日>毎週月曜日(10/10は開館)、10/11、11/4、11/24




「沖縄風物」(1939年ころ)




 昭和3(1928)年、芹沢銈介は沖縄の紅型(びんがた)を見て衝撃を受け、以後本格的に染色家を目指して歩きはじめました。11年後の昭和14(1939)年には、初めて沖縄にわたってその風物に魅了され、沖縄に取材した多数の代表作が生まれました。本展では、芹沢と沖縄との深いかかわりを、代表作100点を通してたどります。

 展示室後半には、芹沢が収集した紅型の着物をはじめとして、陶磁器、漆器、玩具など、沖縄の工芸品50点を展示します。

■2022年12月12日(月)~2023年1月3日(火)まで展示替のため休館いたします。
(全館休館)


アイヌの衣装
―迫力ある布の造形―

2023年1月4日(水)~3月19日(日)
<休館日>毎週月曜日(1/9は開館)、1/10、2/24




芹沢銈介収集 木綿衣



今、熱い視線をあびているアイヌの工芸。芹沢銈介は30代のころからアイヌの工芸に着目し、衣装や工芸品を集めていました。当館には約80点のアイヌ関連資料を収蔵しています。この展覧会では、アイヌの衣装を中心にアイヌ関連資料を一挙公開します。

 展示室の前半には、「いろは文二曲屛風」「華の字のれん」など、芹沢の代表作50点を展示します。




令和5年度 静岡市立芹沢銈介美術館 展覧会予定
 2023年度、静岡市立芹沢銈介美術館では4回の展覧会を開催します。芹沢銈介は、豊かな色彩感覚と模様に対する天与の才能を生かし、非常に多くの作品を残しました。その多彩で幅広い仕事をテーマごとに焦点を絞ってご紹介します。また、芹沢が自らの目を通して集めた収集品もあわせて展示いたします。さまざまな角度から、偉大な芸術家・芹沢銈介の世界をご堪能ください。

※展示内容、展示作品につきましては、都合により変更する場合があります。ご了承ください。
※会期中のイベント等につきましては、美術館ホームページで随時お知らせいたします。

>>令和5年度年間展示スケジュールパンフレットはこちら

芹沢銈介の絵本と挿絵
2023年4月4日(火)~6月18日(日)
<休館日>毎週月曜日





芹沢銈介の絵本



 小学生のころから絵本作りが好きだったという芹沢銈介は、染色家としてデビューした後、生涯に50冊にも及ぶ絵本を制作し、愛好家からは「芹沢本」と呼ばれ親しまれました。この展覧会では芹沢の絵本20冊と、小説や物語などの挿絵50点を中心に展示し、絵本や挿絵の世界に残した芹沢の大きな足跡をごらんいただきます。
 展示室後半には、芹沢銈介んも収集品から「日本の絵画」を特集し、屏風、仏画、大津絵、泥絵、奈良絵本など50点を展示します。


■2023年6月19日(月)~7月3日(月)まで展示替のため休館いたします。
(全館休館)


暮らしにとけこむ型染
ー芹沢染紙研究所の仕事ー

2023年7月4日(火)~9月24日(日)
<休館日>毎週月曜日(7/17、9/18は開館)、
7/18、9/19



「昭和43年9月 型染カレンダー」(1967年)
 

 芹沢銈介は作家として型染の芸術性を追求し、国外でも高い評価を受けている一方、型染の特徴を活かした量産への強い希望を持っていました。1955(昭和30年)、自邸内に芹沢染紙研究所を設立、カレンダー、うちわ、グリーティングカード、包装紙、額絵、絵葉書、風呂敷、ふきんなど、多彩な日用品を生産し、芹沢の模様は人々の生活の中にとけこんでいきました。芹沢染紙研究所で制作された300点の品々を通じて、その仕事の豊かさをご覧いただきます。


※収集品は展示されません。

■2023年9月25日(月)~10月6日(金)まで展示替のため休館いたします。
(全館休館)


芹沢銈介ののれん
2023年10月7日(土)~12月10日(日)
<休館日>毎週月曜日(10/9は開館)、10/10、11/24




「御滝図のれん」(1962年)


 芹沢は染色に専念するようになった30代から持ち前の卓越したデザイン力を発揮し、文字、風景、人物、工芸品など多彩な模様を、次々にのれんに表現していきました。その数は少なくとも300種以上にのぼり、巨匠として国際的な評価を得た80代に至るまで途切れることなく制作が続けられました。この展覧会では、初期から晩年までののれん50点を幅広くごらんいただきます。

 展示室後半の3室には、芹沢銈介の収集品の中から、台湾先住民の工芸品をご紹介します。

■2023年12月11日(月)~2024年1月3日(水)まで展示替のため休館いたします。
(全館休館)


芹沢銈介の収集 海外篇
2024年1月4日(木)~3月17日(日)
<休館日>毎週月曜日(1/8、2/12は開館)、1/9、2/13




芹沢銈介収集 仮面(コンゴ民主共和国・ソンゲ族)


 芹沢銈介は、世界の工芸品を集めた収集家としても広く知られています。徹底して自分が好きだと思うもの、よいと思うものだけを選んだことが芹沢の収集の特徴で、それにより収集全体が芹沢の「もう一つの創造」へと昇華しています。この展覧会では、当館が所蔵する4500点の収集品の中から海外の品々300点をご紹介します。

 展示室の前半には、「ばんどり図二曲屛風」「鯛泳ぐ文着物」といった代表作もあわせて展示します。

バナースペース

静岡市立芹沢銈介美術館

〒422-8033
静岡県静岡市駿河区登呂五丁目10-5

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FAX 054-282-5510
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