第58回展　芹沢�_介　のれん
第58回展　ポスター	展示風景（D室）
	展示風景（I室）
会期：　平成13年2月3日　〜　平成13年6月24日	開館日数：　120日
区分：　通常展　（平成12年度）	入場者数：　13,460人
内容：　型絵染の人間国宝として知られる芹沢�_介は、その88年の生涯の内に、屏風、着物、帯地など、まさに星の数ほどの作品を残しました。中でも数百種にのぼるのれんの仕事は、その中心的な位置をしめるものといえるでしょう。 　「染物の中で最も男らしい仕事　終始暢々（のびのび）と働けるのれんの仕事を好む」と芹沢自身が書いていますが、自ら「染工」と称することもあった芹沢は、自分の作品が日常の中で用いられることを喜びとした作家でした。のれんは日々の暮らしの中で常に人の目に触れ、手に触れる存在です。その意味で特にやりがいのある仕事であったといえましょう。それらの主題は、人物、動植物、幾何学模様、吉祥模様、文字、歌など、実に幅広く、また変化に富んでおり、眺めていて全く飽きることがありません。 　今回は、株式会社すずやの所蔵するのれん30点に当館の所蔵品を加え、50点の代表作を一堂に展示し、その魅力に迫ります。また、手控帖の中から下絵もあわせてご紹介します。 　芹沢の染色の原点ともいえるのれんの世界をお楽しみください。（「芹沢�_介のれん」展リーフレットより）

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